LATAMブラジルはA350艦隊全体を引退させます

LATAM航空ブラジル-エアバスA350-900（PR-XTM）-写真：AirTeamImages.com- Matthieu Douhaire

艦隊再編の一環として、ラテンアメリカの航空会社であるLATAM Airlines Brasilは、今年4月末までに11機のエアバスA350-900を艦隊から撤退させます。

LATAMブラジルのCEOであるジェロームキャディエは、2021年4月8日に従業員に送付された手紙でA350の引退発表を伝えました。A350は今月末までに会社から引退する予定です。

これは、CEOが彼らの出発を発表するために個人的に署名した手紙です。 pic.twitter.com/VmhPFknIbP

— Jan-Hendrik Fiedler（@ FlyingFan1） 2021年4月8日

LATAM Airlines Brasilは、ボーイング767型機6機とボーイング777型機6機を備えたボーイングワイドボディ機を国際線でのみ使用します。

LATAM航空-ボーイング767-300（CC-CWY）-写真：AirTeamImages.com-スティーブンマルケス

LATAM航空-ボーイング777-300ER（PT-MUF）-写真：AirTeamImages.com-スティーブンマルケス

LATAM BrasilのCEOによると、「この決定は、より小さく、より均質な艦隊を取得することに加えて、より効率的なワイドボディ運用を目指しており、当社の運用および国際線の座席需要が低いこの時期を乗り切ることを目的としています。」キャディエは言います。

ボーイングのワイドボディ航空機モデルの追加に伴い、LATAMブラジルは、ブラジルの子会社の艦隊に新しい航空機モデルであるボーイング787ドリームライナーを含めるようブラジルの国立民間航空庁（ANAC）に要求しました。

LATAM航空-ボーイング787-8ドリームライナー（CC-BBF）-写真：AirTeamImages.com-ヴィンチェンツォペース

LATAMの現在の状況

LATAMグループは、ラテンアメリカの航空会社の収益が-58.4％減少して43億ドルになったため、昨年は45億ドルの損失で終了しました。

LATAMは、この期間に約2,820万人の乗客を運びました。これは、2019年と比較して-61.9％の減少に相当します。2019年、航空会社は、そのフライトで7,410万人の乗客を運びました。

RadarBoxでのLATAM航空ブラジル航空機の使用統計：

上のグラフでは、エアバスA350-900は、航空会社で7番目に使用されている航空機であり、平均8飛行時間、1日あたり1.4飛行、1日平均11飛行時間で、通常、国際線および長距離路線で使用されます。

RadarBoxのLATAM航空ブラジルルートヒートマップ：